こんにちは。いとしょーです。
イヤイヤ始めたこの業界ですが,なんやかんやで20年以上が過ぎました。
僕が勤め始めたのは2001年で27歳のときだから…。もういい年です(笑)

2000人以上を高校生に送り出し,毎年100件以上の面談をしたきた塾講師がお伝えする勉強ブログです。まじめに書いています。でも気軽に見てくださいね。

正しい手順で,自分に合わせた勉強を続けたら必ず点数は伸びるもの。
そうです。
点数は,かみさま(笑)の言う通りに頑張れば上がりますよ。本当に上がります。僕は中学生全員が点数を上げて,皆さんに4と5を取ってもらいたいと思っています。
点数が取れないのは,君がバカとかなんとかではない。決してそうではない!
今回はバカの子なんていやしない!英語の点数UPにおすすめ勉強法5選をお伝えします。
- 「英単語の暗記」ひたすら3か月
- 「教科書本文写し」ひたすら3か月
- 「教科書音読」ひたすら3か月
- 「学校のワーク」ノートで3巡
- 「英検」でひたすら級UP
英語こそ点数は伸びます。中学生なら必ず伸びます。
今の点数が100点中30点とか40点でも問題なし。なんなら20点でも問題なし。30点以下は全員扱いは同じかな(笑) 英語の勉強を軽く見ていません。むしろ勉強してみたら「大変だな」と思うことでしょう。
なぜ皆さんが,英語で点数を取れないのか。理由は2つです。
- 中学校のテストの問題がやたらムズカシイ
- まったく英語の勉強をしていない
1.中学校のテストの問題がやたらムズカシイ
「英作文」の出題が実力問題ばかりで,中学校の定期テストがやたらムズカシイことがあります。文京学区と言われるエリアの中学校で見受けられます。
多少同情もしますが…。平均点が50点近くあるなら,おそらく,今までの皆さんの勉強量と勉強の仕方に課題がありますよ?
2.まったく英語の勉強をしていない
宿題以外で週に2時間未満なら間違いなくこちらです。そして大体の子がこちらです(笑) だからこそ簡単に点数が上がる訳ですけどね。今から頑張るなら問題ないですよ。

勉強を楽しくルンルンやれる子なんてそういません。苦手な科目だと,特にそう感じるでしょう。だから,点数がとれないことに劣等感があると思います。
「僕は(私は)なにも解けない」「バカだからしょうがない」
そんなことはない。
何をやるかわかっていなかったのでしょう。わかったうえで勉強しなかったら…,それは〇〇と言われるかもしれないですね(笑) 頑張りましょう!
1日30分は必要です。10分~15分といったお気軽な話ではありませんよ。ただ諦める必要はありません。
正しい手順で,自分に合わせた勉強を続けたら,必ず点数は上がります!
英語の勉強を始めましょう!

英語で効果を出すには「毎日の勉強」が重要です。
基本的にはどう始めてもOK。英語は語学だから「好きになる」か「解けて(書けて)自信がつく」ようになれば,必ず結果が出る教科です。
点数が上がる根拠となる勉強は「英単語」と「英文法」です。
「4技能」をやたら耳にますが,それでも「英単語」「英文法」ありきの4技能です。中学生なら,とにかく書く勉強をしましょう。
英語が好きなら「ラジオ講座」「英検対策」で問題なし。リスニングは超重要です。

ただ。
英語が大嫌いだとしたら「読めない」ことが最大の苦痛です。まして「聞いて勉強」だなんて…。息が絶えますよ(笑) 解答を見たって「わからない」んですもの。ストレスで逆効果になる可能性が高い。
英語が好きでないなら,正しい手順で自分に合わせた勉強に取り掛かりましょう。もし毎日続けば,必ず嫌いな科目ではなくなります。特に英語はそういう教科です!
中学生・高校生のみなさんは,かなり高い確率で苦手科目を放置しがち。なんなら他の科目で点数を補おうと考えてしまいがち。取り返しがつかなくなりますよ…。
挿絵 僕は得意教科で点数を取る 取れなかったら地獄やね…
英語の「毎日の勉強」5選
英語が不得意な中学生向け「英語の毎日のお勉強おすすめ5選」です。
- 一歩目「英単語暗記」ひたすら3か月
- 一歩目「教科書本文写し」ひたすら3か月
- 初級者「教科書音読」ひたすら3か月
- 初級者「学校のワーク」ノートで3巡
- 初中級「英検」でひたすら級UP
一歩目:英単語暗記を3か月

聞くだけでしんどそうです(笑)…けども,習慣になったら効果は抜群!
1日20個から始めましょう。1回で覚えようとしなくていいです。ひたすら単語だけ勉強します。最初は動詞だけに絞ってもいい。
中学生3年間で習う英単語が約1000個に増えました。これは大変なことですよ?
でも…。
1日20個ずつ勉強すると,1学年で約300個学習しますから15日で1周できます。たった2週間ですね。

始めることと続けることが大切です。最初が大変なら1日10個ずつでもいいです。
2周目から1日30個にすると10日で1周できます。2周目以降は,練習時間も短縮できるから他の勉強と合わせることもできます。
1周で覚え込もうとしないようにしましょう。それはしんどい。続けることこそが重要ですからね。
高校生は1日100個はやりましょうね(笑) 大学受験なら2000個は必要ですよ。
- 自分で頑張る「日本語訳を見て単語を書くテスト」
- 「×の単語を発音しながら書く」書く回数は少なくて十分です。どうせ忘れるし(笑) 繰り返すことで定着を目指しましょう。
- できたら「翌日の20個の単語を発音だけ」しておく。翌日の勉強が楽です。
「見てる」「頭の中で読んでる」は,ほぼ効果なし。人によっては一切効果なし。
部活だってそうでしょう。「観戦・イメージトレーニングだけ」でレギュラーになれませんもの…。
メリットは「長文が読めること」です。
完璧にではないですが,長文の日本語訳がわかるようになります。これが精神的に…嬉しい。勉強できるようになった感があります。英語は日本語訳がわからないとつらいですからね…。
デメリットは「長文が読めるようになるだけ」です。しかも正しく読めてもいない。
英文法の記号問題で〇が1個もつかないこともあります。並べ替えなんてもってのほか。実力がついたとは言い難いですね。

では,なぜ英単語の勉強を勧めるのか。それは英語の勉強をしやすくなるからです。英語を苦手と言う子は,本当に英語の勉強をしません。全然しません(笑)
でも,その子たちは「英語の勉強をしている」と言います。彼らは嘘をついていません。「本文を見た」「解答を見た」ことを勉強したと言います。少し勘違いしているだけです。
もう一度お伝えします。くどいですけどね(笑)
「見てる」「頭の中で読んでる」は,ほぼ効果なし。人によっては一切効果なし。
英単語だけじゃダメだけど,覚えた分の効果は出ます!けっこうはっきり出ますよ。
一歩目:「教科書本文写し」を3か月

英単語の勉強がイマイチのらない…なら,教科書本文を写す勉強に変えてみましょう。こちらも効果は十分です。
「いやいやでもとにかく書く」ですよ。日本語訳もつけてくださいね。
英単語が書けない子は「英単語を書けないほど勉強していない」のが原因です。「書いていないもの」を書けるわけがありません。能力の問題ではないのです。
メリットは「英文になれる」「同時に英単語も書き慣れる」ことです。やることは,本当に教科書本文を写すだけです。

「考えなくて済む」ことから,僕は基本的に「写す勉強」を勧めません。「メモを取る」ことはいいことです。必要かどうか考えるからです。英語・国語・数学で丸写し勉強の効果は,かなり限定的になるケースが多いですね。
それでも
「教科書本文写し」は,英語をニガテに感じている子にメリットが大きい勉強方法です。
- 好き嫌いに関係なく始められる。続けやすい。
- 量が適切(多すぎず少なすぎず)
- 英単語を書き慣れる。
- 文法がきれいな文に触れる
- 定期テストに出る!
少し解説をつけます。「眉唾」の子が多いでしょうし(笑) でも本当に効果的ですからね。
① 始めやすさは抜群です。続けましょう!
② 問題集解くより遥かに時間がかかりません。ラクです。続きます!
③ 英単語を覚えやすくなります。英単語を書いてもらうと,だいたい英語をどのくらい練習しているかわかります。書き慣れていない子の英単語は,「単語」というより「アルファベット」を並べた感じ…
「school」が「s c h oo l」になっていませんか?暗号みたいやね…(笑)
④ 英作文の練習になりますね。読書と同じです。活字をよく読む子は国語(現代文)が得意です。そして作文が得意です。口語(話し言葉)より文語(書き言葉)の方が勉強になるのは間違いない。お手本になる「文」が頭にたくさん蓄積されていくイメージです。大切ですよ。
⑤ 書き慣れて覚えてしまったなら,即座に定期テストで結果が出ます。最大のメリットですよね。点数が取れてしまえば,次のテストに向かって気持ちが乗りますよね。
デメリットは「英文になれるだけ」「覚え方が雑」になることです。
書いた英文は,必ず誰かに見てもらってください。間違って練習してしまっていることがあります。やりっぱなしじゃダメですよ…。
「何をしたらいいかわからないから勉強やらない」はぜったいにアウト。とっととその段階から抜け出しましょう。
とにかく何か始めて,毎日続けることです。
初級:「教科書音読」ひたすら3か月

どなたに聞いても「英語の音読は効果的で成果が出る」とのこと。それではなぜ,皆さんがやらないのかといえば…。読めないからですよね(泣)
英語が好きな子は勧めるまでもなく音読しています。理由は楽しいからだそうです。僕はまだその感覚がよくわからない…。
僕,ザンネン(笑)
「英文を読んだところで…」と,アホだった学生時分の僕は思っていました。
しかし,音読が4技能すべてにいい影響が出ることは,どなたも仰っているところです。そして,似たようなご意見です。個人的に興味もあり,少しまとめてみました。
① 読む力(リーディング)がつきます!
➠読み方が変わる
「部分訳中心から文っ全体の意味中心へ」
② 聞く力(リスニング)がつきます!
➠発音への意識で聞き方が変わる
③ 書く力(ライティング)がつく
➠英語に慣れるから…
④ 話す力(スピーキング)もつく
➠さらに英語に親しむことで…
①②に関しては,どなたも力説されています。間違いないですね。③④は,次のステップの勉強の土台を固められるといった感じです。

ちなみにこの下の解説は読まなくてもいいです。次に進んでください。
「なんで?」ってご納得いかない子は,ぜひ読んでください。納得してから進んでください。
① 読む力(リーディング)がつきます!
国語の音読では,単語ごとに区切って読みませんよね。文を読んで意味を考えるでしょう。
英語も文を読み切ることで,文全体の訳を掴めるようになります。
「He stayed home to practice the guitar.」は一気に音読するでしょう。このぐらいの文をバラバラに音読することはありませんね。
しかし日本語訳にしようとすると
「He stayed home」(彼は家にいた)「to practice the guitar」(ギターをれんしゅうするために)と,バラバラにしていますよね。これでは一文一文で疲れてしまいます。文章全体を読む集中力はつきません。
「英語を英文ごと理解する」ことで書く力(リーディング)を上げようということです。効果がでるわけです。
② 聞く力(リスニング)がつきます!
音読するには発音を知る必要があります。お手本を聞いて真似してみましょう。今の教科書には本文音読のQRコードがついているものがあります。ぜひ聞いてみてください。とても便利ですよ。
当然,リスニングの練習になっています。だって正しい音読を聞いているんですもの。効果がないわけがない。リスニングとスピーキングでダブルの効果です(笑)


ただし!英語が好きでない子にとって,いきなり音読練習は「ツラい」と思うでしょうね…。「キライ」になったらアウトです。
まずは「英単語」か「教科書本文写し」で英語に慣れておきましょう。
「知らないこと」を読んだり発音したりすることは大変です。どの科目でもそうですが,キライって思ってはいけません。口にしてもいけません。ぜったいに…,勉強になりませんから。
初級:「学校のワーク」ノートで3巡

「学校のワーク中心」の勉強も,定期テスト対策にかなり効果的な勉強です。
条件が一つ。
教科書本文ぐらいなら簡単に訳せることです。みなさんが思っている以上に,英語を理解している子は多くありません。
定期テスト60点~70点取れている子でも,英作文で「致命的な英単語の並べ方」をしています。教科書本文から出題される「英作文の問題」ですら,致命的な間違いをしています。
教科書本文にすら慣れていないのに「学校のワークを解く」なら,その効果が薄く,ただワークが仕上げるだけの結果になる可能性が高いです。もしくはただの丸暗記勉強です。

英語で80点取れていないなら…。
ワーク1周目はノートに解いて,どなたかに「ノートチェック」してもらった方がいいでしょう。

英文法を理解する勉強になってない可能性があるからです。せっかく頑張っているのに…。前置詞を間違えるのは大丈夫。「動詞の原形が並ぶ」ような回答(笑)してませんか…?
英語が平均点ぐらいなら…。
ワーク1周目は「誰かに横について見てもらう必要」があります。
ワークを自力で解くには,けっこうな英文法理解が必要です。繰り返しになりますが,教科書本文の理解ができていないなら,解答を見たところで「×」を理解することができません。
おそらく( )を埋める問題(空所補充)は,何も書けないのではないでしょうか。

英語,数学,国語は定期テストの勉強だけしても点数が取りにくい科目です。みなさんが中学3年であるならばなおさらです。この3科目は知識の積み重ねだからです。
英語なんて,人によっては,中学1年の教科書からやり直すことが「学力アップに最速手段」とすら思います。

だから
「僕(私)だけ特別できないんだ」と思わないで下さい。

今まで勉強をして来なかった,もしくは暗記に頼りすぎただけのことです。「正しい手順」で「自分に合わせた勉強」を「続ける」ことさえできたら,必ず理解も暗記も進みます。
困ったら塾を探しましょう。自分に合わせた塾を探して教わることも重要な勉強方法です。
これからのブログで,どんな塾を探せばいいかあげます。参考になさってください。
改めて問題集買うほどのことはないかな…。
いい問題集は山ほどあります。教科書と学校のワークを一通りすんなりやり切れるようになってからでいいですし,中学3生なら入試問題集で十分です。
初中級:「英検」でひたすら級UP

英語検定を頑張ることは,将来大学受験するとき役立ちます。けっこう先の話ですけどね。今の世代は,高校3年生の50%以上が大学進学をしています。他人事じゃないかもしれませんよ
5級から始めたら,スタートはさほど難しくないでしょう。
4級になると中学2年レベルの文法が混ざります。みなさんが中学2年生なら復習になるので問題なし。中学1年生だと予習なので教えてくれる方が必要ですね。
3級は中学卒業レベルです。中学3年で挑戦するなら,英語の理解が進むいい勉強と思います。
メリットです。
勉強の目的が「英検合格」と,わかりやすいので勉強が続けやすいとです。将来的にも,英検に慣れると大学受験に役立ちます。
デメリットです。
書く勉強が少なく済んでしまうことです。だから,書く力(ライティング)が伸びているかどうか,不安が残ります。
中学1年で英検3級,中学3年で英検準2級をとったとしても,本当の実力になっているかどうか…。中学の定期テストも,かなり書く力を試す問題が増えています。「英検取ったから大丈夫」とはいかないでしょうね。
それでも英検のメリットとデメリットを比べたら…。メリットの圧勝ですよ。
ところで点数を上げたい子に質問です
点数を上げたいと本当に思っていますか。
「点数が取れたらいいな」では結果は出ません。部活も同じ。「勝てたらいいな」では勝てない。能力がどうのではなく覚悟の問題です。
一つ誤解がないようにお伝えしておきます。
僕は「ラクして点数を上げる方法」をお伝えしたいわけではありません。何を勉強するにしてもそんな方法はありません。
コツを掴んだところで,勉強をしないと点数は上がりませんからね。陸上部,サッカー部,野球部,バスケ部,バレー部,卓球部…(書いていない部活の皆さん,ごめんなさい)。勝ちあがれなくとも,レギュラーの子は,レギュラーになるための努力をしてきたはずです。身体能力だけの結果ではないはず。

陸上部のみなさん。「生まれつき足が速くて羨ましいな」って言われたら感じ悪いですよね。
今回紹介した勉強法5選も,まず皆さんが「点数取りたいから頑張りたい」と思えばこその勉強法です。目標を掲げましょう。
「僕(私)は,80点以上取る!」


「英単語は読めればいい」と仰る方もいますが…。僕はかなり疑問です。
本当に好き(もしくは点数上位層)なら「読める(慣れる)=書ける」になるでしょう。
勉強するコトに慣れていれば「コツさえ…」とか「見てるだけ…」とか言える。それは素晴らしい能力で,そこまでの勉強の仕方が素晴らしかったと思います。
つまりこの考え方は勝者の理論です。さてみなさんは勝者でしょうか。
でもね…
正しい手順で自分に合わせた勉強を続けると成績も実力も伸びます。

僕も,本当にしっかり英語の勉強しておいたらよかった…(泣) しっかりやらないと後悔するよ…?本当に後悔するからね‼

英語こそ点数は伸びます。中学生なら必ず伸びます。
僕は最初にこうおつたえしました。
どうでもいい話ではありますが,僕の教え子の実体験です。ある映像予備校で校舎長,ブロック長をしていたときの話です。
英語が最も点数が上がりました。
「受験レベルの英文法語法」の映像見せて,英単語テストを毎回実施,映像の反復,映像を見返す。僕が気を付けて指導したことはこれだけですね。
本心本音でいいますけど,この予備校の映像はすばらしかった。生徒がしっかり理解できていました。講座を受けた後に全員の理解度チェックを,徹底的にしました。
高2冬2月マーク模試 200点中60点
➠高3冬1月センター試験200点中140点
得点率3割から7割へアップ
(2019年度,2018年度センター試験にて)
いかがでしょう。このブログはお役に立てたでしょうか。
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この瞬間にやる気がでてくれたら,明日はきっと頑張れます。そして賢くなっていく。
明日も1日,がんばりましょう!!! ご拝読,ありがとうございます。
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